少女は泣いた。
痛い、いたい、イタイ。
それでも彼女は殺し続ける。
悲しい、かなしい、カナシイ。
それは本当に悲しみでしたか?
苦しい、くるしい、クルシイ。
少女の下には骸が続き、
少女の上には雨が降る。
冷たい、つめたい、ツメタイ。
彼女の体は冷えてゆく。
彼女の心も冷えてゆく。
それでも彼女は殺し続ける。
だってそれは、
最高の至福だから。
楽しい、たのしい、タノシイ。
いつしか彼女は殺人鬼
。
それでも彼女は嘆き続ける。
『私ニ殺サセテ下サイ。』
ちょっと痛くなる何かが書きたいお年頃であったのでしょう。
成長したのかと問われれば、そうでもないと答えられる自信があります。